防刃強化繊維の性能

概要

 切創防護服に使用している防刃強化繊維は、スペクトラとグラスファイバーを主原料としています。この繊維は、警察・特殊部隊・危険物取扱業者などで使用される、防刃手袋や、防刃・防弾ベストに使われているもので、高い防刃性能を有しています。
 マードレセキュリティ社では、その繊維を用い、国内縫製工場との協力のもと、日常的に着用できる切創防護服を開発いたしました。

生地表面

強度

 財団法人日本化学繊維検査協会での耐切創性試験において、切断強さ(N)「54.0(ウェール方向)/45.0(コース方向)」の性能を持つことが証明(No.1130034588)されています。
 この強度は、米国の国立司法研究所 - National Institute of Justice(NIJ)が、保護手袋用に定めた規格(NIJ TEST PROTOCOL 99-114)のTypeB(Cut Resistant)において、最高水準のHigh値に分類されるものです。

カッターを強く押し込む 実際にカッターで実験してみます。
刃先を拡大 かなり強い力を加えていますが切れていません。
裏側から 裏から見ても切れていないことが確認できます。

参考資料:ランク付け

 NIJ TEST PROTOCOL 99-114では、Cut Resistant(切傷抵抗)を以下のようにランク付けしています。

Cut Resistance
  Low = Less than 5 N (<1.124 lbf)
  Moderate = 6 N to 15 N (1.349 lbf to 3.372 lbf)
  High = 16 N to 40 N (3.60 lbf to 8.99 lbf) or higher

参考資料:検査方法

 定速伸長形引張試験機を用いて、図のように試験片及びカッターナイフを取り付け、50cm/minの引張速度で試験を行い、切断時の強さを測定した。
ウェール(コース)とは、ナイフを試験片のウェール方向(コース方向)に対し、垂直に設定して実験した試験。
図

ご注意


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